磯焼けした岩肌に芝生のように生えたアカモクの芽
(施工から約3週間後)

磯焼け対策・藻場再生に様々な角度からアプローチし続けた結果、海底へ直接、海藻(主にホンダワラ類)を大量に発芽させる手法を確立、これを【モガハエール法】と名付けました。現在は特許申請中。

これまで一般的に行われていたスポアバッグなどによる母藻の投入では、発芽率の低さが大きな課題でした。
しかし、今回の手法を用いることで、これまでにない圧倒的な量の発芽が実現可能になりました。

2025年には約250地点へ施工を行い、追跡調査を行っています。その経過情報はYoutube上で配信中です。


磯焼け海域でのアカモクの人工栽培に成功
卵からアカモク種苗を生産

2021年に活動海域に自生していた海藻【アカモク】が完全消失したことを受け、長崎大学水産学部に在籍されている海藻増殖学ご専門の桑野教授からご協力を頂き、試行錯誤の末、2024年にアカモクが消失した同海域での人工栽培に成功しました。
現在は、ヤツマタモクやヒジキ等、複数種での栽培にも挑戦しています。

栽培に使用する種苗は、親海藻から取り出した卵(幼胚)から、独自の方法で生産しています。

現在は、この技術を応用し、小学校で子どもたちが海藻の種苗造りから育成までを教室で行う【海藻スクール】も実施しています。
海の環境や海藻への関心を育む、教育活動としても活用されています。

このような、海藻の完全人工栽培により、藻場造成に必要な母藻の安定確保と、天然の海藻群への影響を最小限に抑えた藻場再生を目指しています。


モガハエールなどを活用した藻場再生に関するご依頼・ご相談を承っております。
「地域で藻場を再生したい」「アドバイザーとして関わってほしい」といったご要望がございましたら、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

なお、個人の方からのご相談には対応しておりません。
自治体・団体・企業等からのご依頼に限らせていただきます。
ご相談内容に応じてお見積もりをご提示させていただきます。

お問い合わせの際は、以下の内容をご記入いただけるとスムーズです:

  • ご相談の内容(例:計画段階/現地調査希望/技術協力など)
  • 対象となる地域や場所
  • 希望するサポートの形式(アドバイスのみ、現地対応あり など)
  • 希望時期やスケジュール感

内容を確認のうえ、こちらから折り返しご連絡させていただきます。
なお、ご相談内容や状況によっては、ご希望に添えない場合もございます。
その際は何卒ご理解いただけますと幸いです。


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